愛犬とくらすエクステリア
今や犬も「飼う」ではなく、家族の一員として 「共生する」 大切な存在です。
最近では愛犬家エクステリアと言う言葉も良く聞くようになりました。
ですが、実態としては流行りに乗ってるだけで中途半端な知識しか持たない所が多いのが現状です。
弊社は全国的に見ても珍しいブリーダー(カニンヘンダックス専門)兼エクステリア専門店です。
愛犬飼育管理士でありエクステリアプランナーとしての知識を生かした愛犬家のためのお庭造りをご提案させていただきます。(その他、A級トリマー、ハンドラー資格有、動物看護で必要な知識を有しております)
わんちゃんの犬種、特性、性格などによって向き不向きもありますので一概にこれで良いと言った回答は難しいのですが一般的な注意点です。
・人工芝
最近の人工芝はふっくらしたリアルな質感の物も出ています。
排泄物の処理など非常に楽で施工も手入れも楽です。(当犬舎でも利用しています)
欠点は思ったより夏場は熱を持ちます。日当たりの良いところでは人間でも裸足はきついくらいです。
・ひのきチップ
防虫、防臭、抗菌、防カビ、リラックス効果、蚊が寄りにくいのでフィラリアの予防にもなります。
古くなったヒノキチップは自然に土に還りますので、2年程度を目安にチップを補充してあげると美しく保てます。
・ゴムチップ舗装
保育園・幼稚園など小さな子供が遊ぶところに良く施工してあり、弾力があり滑りにくい。わんちゃんの運動に向いています。補修も楽です。
日当たりの良いところでは熱を持つので日除けなど必要。
下地にコンクリートを敷くため排尿に関しては手入れに難有り。
・真砂土
公園の遊歩道などに使われている固まる土。公園に良く散歩行く人には馴染みのある床材です。
セメントが混ざっているので硬さはそれなりにありますが、雑草が生えないので楽です。クラックが入っても土すり込んで水をかけるだけ。メンテナンスをプロに頼まなくても可能です。
原材料は土のため、透水、保水効果もあり照り返しもなく熱に強いです。
リフォームするときも土なので壊しやすいです。
基本、コンクリート(スタンプコンクリート)など硬くて足腰に良くない、熱を持ち照り返しのある床材はオススメできません。
人間と違い特に体高が低い犬種にとって真夏の照り返しの熱は大変危険なのです。わんちゃんには肉球(足の裏と指の間)にしか汗腺がなく、発汗による体温調節ができないからです。
ただし、日陰や日除けなどでひんやりとした場所を作るにはコンクリートのほうが逆にいいこともあります。適材適所にプランニングすることが大切です。
外で過ごすわんちゃんに必要なものが、雨、風をしのぐ設備。
ドッグガーデンに必要不可欠なのが、犬が敷地外に出ない、外部からの騒音や視線のストレスから守る門扉やフェンス・塀です。
わんちゃんの犬種や性格によって必要な高さや構造(目隠し)を考える必要があります。
熱を持たず、耐久性に優れたハードウッドや安価で丈夫なスチールメッシュのフェンスが人気です。
また、飼い主の日常生活に合わせ、扉を設置する必要がありますが、わんちゃんの安全を重視する場合は二重に扉を設置するとより安全です。
少々口にするだけなら大丈夫なものも多く、すべてを処分する必要はありませんが、昔から庭で良く目にする植物でも意外に毒をもっているものは少なくありません。
わんちゃんの触れない場所に移植したり、届かないように高床式の花壇にしたり、工夫が必要です。
詳細はご相談下さい!
敷地に余裕がありましたらドッグラン・プール・アジリティグッズなどを設けることにより運動不足解消や、ストレス解消になります。頻繁に散歩に行く手間も省け、自宅の庭で安心、安全にわんちゃんとスキンシップできます。